高校改革・再編 屋代南高校の閉校は避けられないのか?北信で進む高校再編の実情とは 長野県内で進められている高校再編の一環として、北信地区の旧第4通学区において、更級農業高校・松代高校・屋代南高校の3校が対象となり、2校に再編される方針が打ち出されています。本記事ではその背景について考察してみたいと思います。 2025.05.18 高校改革・再編
地域と学校 大鹿村の小学校と中学校はなぜ離れている?学校統合の歴史をひも解く 長野県南部、伊那谷の奥地に位置する大鹿村。人口900人程度のこの山間の小さな村に、ちょっと気になる学校配置があります。それは、村唯一の小中学校である大鹿小学校と大鹿中学校が5kmあまりも離れているということです。最近では、小中一貫教育や施設の効率化の流れで、同じ敷地内に校舎が並ぶ自治体も増えています。しかし大鹿村はまったく逆の構造。なぜこんな配置になっているのでしょうか?気になって調べてみると、そこには地形と地域バランスのはざまで揺れた村の歴史的経緯がありました。 2025.05.15 地域と学校
高校改革・再編 長野東高校がスーパーフレックス新校に その問題点とは? 北信地区では、新たな学びの場として「スーパーフレックス新校」の設置が進められています。その候補校として選ばれたのが、長野東高校です。しかし、スーパーフレックス新校の理念や目的を踏まえると、長野東高校の選定には疑問が残ります。本記事では、長野東高校が選定された背景の推察、スーパーフレックス新校としての適性や課題を見つめ直し、より良い方向を模索します。 2025.05.11 高校改革・再編
歴史と教育 高校入試 旧12学区制を探る なぜ松本エリアは広域学区だったのか? 長野県の旧12学区制において、なぜ松本エリア(旧第11通学区)が一つの広域学区にまとまったのかに注目し、その背景を探っていきます。進学希望者が目指す高校の多くが松本市内に集中していたことが、学区を細分化できなかった要因となり、結果として広域学区が形成されたと考えられます。 2025.04.30 歴史と教育
歴史と教育 高校入試 旧12学区制を探る なぜ北信では学区が細分化されたのか? 長野県の高校受験を経験した人なら、疑問に思ったことがあるかもしれません。「北信だけ学区が細かく分かれていた」ことに。かつて長野県の公立高校は、12の通学区に分かれた学区制が導入されていました。しかし、北信だけは第1〜第4通学区と、他の地域に比べると細かく区切られていました。今回は、その背景について考察してみたいと思います。 2025.04.29 歴史と教育
地域と学校 大町市の小学校が2校に統合 学校統合の決断の早さの背景とは 大町市では、美麻・八坂地区を除く旧市地区において、これまで北小・西小・東小・南小の4校体制で小学校を運営してきましたが、令和7年度(2025年度)からは2校への統合が決定しています。新しい校名は「大町北部小学校」と「大町南部小学校」。地域住民や保護者の思いが交錯する中での統合ではありますが、このような判断を市が早期に下したことには、注目すべき背景があります。 2025.04.26 地域と学校
大学合格実績・ランキング 長野県高校別 国公立医学部合格者数 2025年 2025年度の国公立医学部医学科の合格実績が出揃いました。長野県内の実績を一覧にまとめ、それぞれの学校の傾向や注目ポイントを考察してみます。 2025.04.19 大学合格実績・ランキング
視点コラム 信州大学のタコ足キャンパス問題について考える 信州大学は全国でも有数の「タコ足キャンパス」の大学として知られています。キャンパスが複数に分かれている大学は珍しくありませんが、信州大学の場合、各キャンパス間の距離が特に離れている点が大きな特徴です。本部のある松本キャンパスを中心に、長野に2つ、上田、伊那と、計5つのキャンパスが点在しており、それぞれ松本から数十キロ以上離れています。同じ大学とは思えないほどの距離感です。また、松本からさらに遠い飯田市が新学部のキャンパスを誘致していたこともあり、そのスケールの大きさには驚かされます。 2025.04.07 視点コラム
大学合格実績・ランキング 長野県高校別 主要大学合格者数&難関校ランキング 2025年版 長野県の高校の進学実績をデータで徹底分析!本記事では、県内主要高校を対象に、主要国立大学・私立大学の合格者数を一覧化しました。その上で、特に難関大学(旧帝大・一橋・東京科学・神戸・早慶)の合格者数をもとにランキングを作成し、各校の実力を比較。最後に、これらのデータをふまえて、注目すべき学校の特徴や動向を考察します。今年の進学実績から見えてくる、各校の躍進や課題とは? 2025.04.04 大学合格実績・ランキング
高校実績・動向分析 松本市の高校勢力図に変化? 県ヶ丘が東大合格者数で深志を上回る 長野県の高校進学実績において、歴史的な変化が起こりました。2025年の東大合格者数が、松本県ヶ丘高校(以下、県ヶ丘)2名、松本深志高校(以下、深志)1名となり、初めて県ヶ丘が深志を上回りました。これは単なる一時的な現象ではなく、新たな時代の幕開けを予感させる出来事です。 2025.03.27 高校実績・動向分析